山 行 報 告 書            【富士見山】

                         提出日:20161206日  提出者:伊久間幸広

 日 程

20161204日(日)

 山 域

山梨県立南アルプス巨摩自然公園、山梨県南巨摩郡身延町

 山 名

富士見山(1640.0m)(山梨百名山)

 天 候

晴れ

 コース

平須登山口から登り堂平登山口へ下山

 メンバー

伊久間幸広、他11

 行動記録 (到着時間。休憩含む)

1203日(土)
長野9:15----15:15下部温泉 元湯甲陽館宿泊

12
04日(日)
下部温泉8:20----9:00平須登山口
平須登山口9:10
11:55御殿山分岐〜12:05富士見山展望台(奥の院)12:5013:04富士見山13:15
13:38展望台〜13:42御殿山分岐〜13:49堂平分岐〜14:48造林小屋〜15:15甲斐やすらぎの宮〜
15:34
平須登山者駐車場----16:03甲斐岩間駅----20:50長野


ルート上の注意個所など 危険個所、迷いやすい地点、道標・目印、テン場、山小屋、水場、入下山口駐車場・等の状況

危険個所平須からの登りの三ヵ所のトラバース
迷 い 道無し
    :富士見山登山道の標識が標高50m毎にあった。
テント場:無し
山 小 屋:無し
    :無し
駐 車 場平須登山口登山者用駐車場(10台程可)
そ の 他:甲斐やすらぎの宮(修験道場)の境内を通って堂平登山口に出る。

感想・反省・メモ・写真など
 下部温泉の宿を出て車で平須登山口へ向かった。国道300号線から富士川を渡り52号線を甲府方面へ走る。途中のコンビニで買い物をして身延町役場の先を左折してその道を上がって行く。途中に「句碑の里」と書かれた看板のある場所には高さ40cm、幅30cm程の石の板が立てられていてそこに俳句が掘られている。沢山の石板が道に沿って並べられていた。突き当りに富士見山登山口への案内板があり左に進む。堂平バス停前に富士見山登山口の案内板があるが左折して進んで行くと左手に広い登山者駐車場があり一台の車が停まっていた。そこに車を停めて支度して歩き出す。
 
   下部温泉入口の富山橋から富士見山              句碑の里
 
         平須登山口                  植林帯を登る
 広場のすぐ上に平須バス停がありその向かいが平須登山口となっていて石段から登り出す様になっていた。バス停の時刻表を見ると一日に三本しかない。朝一本と夕方二本で通勤通学の為のバスだろう。石段を上がって杉の植林帯の中の道を上がって行く。所々にまだ赤い葉や黄色い葉を残した広葉樹もあるが殆ど葉を落としていて良く日差しが入る落ち葉の積もった登山道を上がって行く。「富士見山登山道」と書かれた標識が50m置きに立てられていて迷う事はないが、道が落ち葉で埋もれている。30分程登ると上から若い登山者が下って来た。駐車場に停まっていた車の持ち主だろうか。挨拶してまた登って行く。
 
       広葉樹林帯を登る               鎖の付いたトラバース
 道は緩やかに斜面を横切る様に続いている。急な斜面なので直登せずに九十九折れに道が付けられていて楽に登って行く。岩場の様になった場所では鎖も付けられていて注意してトラバースして行く。その先も鎖は無いが黄色と黒のビニールのトラロープが付けられた場所が二ヵ所あり狭い足場を注意してトラバースしてゆく。この山での危険個所は下りの堂平への道に同じようなトラバース箇所がもう一ヶ所あっただけだった。後は迷う場所もなく歩く事が出来た。
 
       毛無山の上に富士山               大きな猿の腰掛
 
         大崩壊地                  御殿山分岐
 スギとヒノキの植林帯を過ぎるとすっかり葉を落とした広葉樹林帯となる。ブナの木も多く、かなり太い立派なブナの木が沢山あった。半分枯れたブナの大木がありそこには大きな猿の腰掛が幾つも生えていた。広葉樹林帯になると東側の展望も広がり毛無山の左肩に富士山が白い頭を出していた。もうすぐ稜線と言うところの左側が大きな崩壊地となっていた。トラロープも付けられていて足元もしっかりしていて特に危険な場所ではなかった。稜線に出ると御殿山との分岐標識が置かれていた。左手の富士見山方向に進むとすぐにピークがありそこが富士見山展望台だった。
 
      富士見山展望台(奥の院)            富士見山山頂はまだ先
 
        展望台から富士山              展望台から身延山
 赤い小さな鳥居と石の祠があり、「念力大国神社奥ノ院」の小さな額が付けられていた。丸太の薄切り三枚で作られた山頂標識があり「1640富士見山」と書かれていたがその下に白い新しい小さな展望台と書かれた四角の板が付けられていた。ここは富士見山山頂ではないが、三角点のある富士見山山頂はまだ小ピークを三つ越えた先にあるので手軽に富士見山として楽しみたい登山者の為に便宜を計ったのだろう。展望台と言うだけあって東には毛無山の頭の上に富士山が大きく見えている。すぐ手前には富士川と身延町の谷間が見えていた。富士川の谷間からすぐ右手に身延山が見えている。その右に七面山がありそのすぐ右に富士見山山頂が見えていた。西側には北の方に樹林の隙間から東駒ヶ岳が見えていて北岳、間ノ岳、農鳥岳と続いている。北西に塩見岳と蝙蝠岳が並んでいる。西に悪沢岳、荒川岳が見えていてその左に赤石岳が見えていた。聖岳は這松尾の背後で見えない。その這松尾の左に笊ヶ岳が見えていて小笊ヶ岳と双耳峰の様に見えていた。その左のゆったりとした布引山があり左に下った所に青薙山の尖ったピークが見えていた。山頂には富士見山山頂30分の案内板があった。
 
      赤石岳     悪沢岳               蝙蝠岳、塩見岳
 
          白根三山                   笊ヶ岳
 展望台で休憩し、昼食としてのんびりしていた。富士見山山頂へは三人だけで向かった。他のメンバーはもうここで充分と言っていたので待っている様に言って富士見山を目指した。三つのピークがありアップダウンを繰り返して二等三角点のある富士見山山頂へ着いた。「富士見山山頂」「山梨百名山」と書かれてた新しい標柱が立てられていた。この新しい柱は今年の1026日に古い物と立て換えられたと後で調べて分かった。周囲はカラマツ林で覆われていて展望は無かったが東側の木が切られていて富士山と甲府盆地、御坂山塊が見えていた。
 
       富士見山山頂、二等三角点       富士見山から毛無山の上に富士山
 
      富士見山から甲府方面           富士見山から御坂山塊、小金沢連嶺
 展望台に戻り下山する。御殿山分岐から御殿山方向に進みカラマツ林の道を下る。右手に念力大国神社の鳥居と祠が林の中に見えていた。鞍部に来ると右手に堂平下山道と書かれた標識があり右手斜面へ入って下って行く。急斜面を折り返す道となっていて落ち葉で埋もれているが滑る事も無く下って行く。平須からのコースより急な道だった。急な斜面をトラバースする場所が一ヶ所あったが問題なく通過する。広葉樹林帯からヒノキの植林帯となり道も緩やかで広い道となった。青い屋根の小さな小屋があったので中を見ると緊急時には使えそうな小屋だった。山仕事をする人達の休憩所になっているのだろう。造林小屋と呼ばれていた。
 
        堂平下山道分岐              ブナの大木が多い
 
       堂平コースのトラバース           甲斐やすらぎの宮
 また下って行くと建物があり、道はその境内の中を通っていた。その建物は甲斐やすらぎの宮と書かれていた。奈良県吉野郡天川村洞川の修験節律根本道場大峰蛇之倉七尾山を本山とする修験道の道場だった。その道場の玄関先の広場で休んでいると奥の方で何人かの信者と思われる人達が見えていた。道路まで下って車の運転手だけが平須まで戻り、車で戻って参加者を車に乗せて甲斐岩間駅まで送った。そこで列車で帰る参加者とお別れした。お天気も良く、暖かい日で山頂からは富士山や南アルプスの見える思った以上に良い山だった。
 
       甲斐やすらぎの宮                堂平登山口

                 山梨百名山の富士見山


                平須から登り堂平へ下る周回コース