上信国境の大蛇倉山(だいじゃくらやま) |
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【日 程】2009年 11月 29日(日) |
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南相木ダムから大蛇倉山 |
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御座山の登った後、立岩荘、立岩湖交流センターと言う施設に泊まりました。 この辺りは交通不便な地域として入るのも困難だった山域でしたが、東京電力の南相木ダムが出来てからその奥三川湖まで車で入ることができる様になり便利になりました。 高さ136mの中央土質遮水壁型ロックフィルダムで東京電力の神流川(かんながわ)発電所の上部ダムとして1995年(平成7年)より建設開始し2005年(平成17年)に完成しました。ダム湖は奥三川湖と名付けられました。 揚水式発電所は電気の缶詰とも言われていて、余った夜間電力で下池から水を上池に押し揚げ、電力需要の集中時に水を落として発電します。余った夜間電力は殆ど原子力発電所からの電力です。 南相木川は南相木ダムに流入せず、脇から導水路を経由して下流に放流されています。 南相木ダムが建設された南相木村では、これに伴う固定資産税の収入により財政が回復。 |
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石灰岩に掘られた歌碑 |
大理石のオブジェ、山の蝶 |
天空の石広場はこの辺りで採れる石灰岩の大きな岩があちこちに置かれていました。 |
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北の窪広場 |
倒木の多い道無き道を行く |
支度して出発します。ダム湖に沿って右岸を歩き、すぐに大蛇倉トンネルを潜ります。 ここからは沢の中を歩きます。踏み跡がしっかりしていますが、良く見ないと見失いそうな踏み跡です。 |
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予定地点手前の二股の沢を左へ行く |
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舟留との分岐の二股から右手に進みます。かすかな踏み跡を頼りに上がります。 |
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二股を右手に進む |
山頂の南西尾根に上がる |
ここで休憩して周囲を見ると晴れてきたガスの向こうに八ヶ岳が見えています。 岩の下に行って見て登ろうとしましたが無理です。 |
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山頂直下の岩峰の下に出た |
樹林の間から八ヶ岳が見える |
霧氷が着いた斜面 |
石楠花の藪を上がると大蛇倉山山頂 |
石楠花の枝を分けて頂上に着きました。頂上は平坦で広くて快適な山頂でした。 |
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日航の頭、木の向こうに甲武信岳 |
大蛇倉山山頂 |
山頂で一時間程すごしました。その間に次第にガスは晴れてきて日航の頭から下の稜線も見えて来ました。 斜度は急ですが、石楠花は生えていなくて藪もありません。危険な岩場も無く快適な下りでした。 |
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大蛇倉山山頂西側の岩場から南相木ダム、御座山 |
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大蛇倉山山頂西側の岩場から金峰山、小川山、八ヶ岳、天狗山、南相木ダム |
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下りは快適に下る |
上野ダムとの取水ゲート |
下りは快適に下ります。落ち葉でふかふかの地面を歩きます。 |
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南相木ダム堰堤上から大蛇倉山 上が山頂の岩場、下が南西尾根の岩場 |
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ガスで見えなかった大蛇倉山山頂から甲武信岳方面のカシミール画像 |
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