飯田山岳会イイダサンガクカイ山行サンコウ記録キロク
山行日サンコウビ 2023ネン9ツキ9〜10ニチ          
山域サンイキ 富士箱根伊豆国立公園、静岡県伊豆市、賀茂郡東伊豆町境    
山名サンメイ 天城山。万三郎岳(1405.6m)ばんざぶろうだけ、万二郎岳(1299m)ばんじろうだけ
天気テンキ 雨後曇り、晴  
メンバー YI、伊那市民イナシミンミナさん、伊那イナヤマカイミナさん      
               
行程コウテイ 天城高原ハイカー駐車場9:45〜10:09四辻〜11:30万二郎岳(ばんじろうだけ)11:50〜
12:10馬の背〜12:20アセビのトンネル〜12:46石楠立(はなだて)〜  
13:34万三郎岳(ばんざぶろうだけ)14:04〜14:10万三郎岳下分岐点〜  
15:02涸沢分岐点〜16:03石柱101地点〜16:41四辻〜17:05ハイカー駐車場  
 
9ツキ10ニチ天城山アマギサン隧道ズイドウ  
天城大橋9:49〜10:00川端康成文学碑〜10:08水生地〜10:28天城山隧道〜  
10:43天城山隧道下田側入口〜11:09寒天橋〜11:12二階滝展望台〜11:26二階滝駐車場
 
・・山行サンコウメモ・・              
危険個所キケンカショ トクナシ  
駐車場チュウシャジョウ 天城アマギ高原コウゲンゴルフコース登山者トザンシャ専用センヨウ駐車場チュウシャジョウ  
   
 日本百名山の著者、深田久弥は天城山について
「天城のいいことの一つは、見晴らしである。煙を吐く大島を初め、伊豆七島がそれぞれの個性のある形で浮かんでいる海が眺められるし、いつも真正面に富士山が大きく立っている。全く大きい。天城の写真と言えば、大てい富士山が取り入れられてある、それくらい天城にとって欠くことのできない背景である。山の好きな人だったら、富士山の左に遠く南アルプスの山々が連なっているのを見落とさないだろう。」と書いています。しかし、今回は残念ながら雨の中で全く展望に恵まれませんでした。万三郎岳付近から雲の上に富士山の頭を見る事が出来ただけでした。

天城高原ゴルフコース手前のハイカー専用駐車場の向かいの天城縦走路入口から樹林帯の中を下ります。周囲の樹林帯はヒメシャラの木が何本もありましたが、残念ながら花の時期は5〜7月なので今は見られません。万二郎岳(ばんじろうだけ)に着きましたが、生憎の天気で全く展望はありませんでした。万二郎岳から先に行きます。「馬の背」と書かれた標識があり、登り切るとアセビのトンネルの標識がありました。梯子や岩場を下ると石楠立(はなだて)がありました。ブナの大木も何本もありました。最後の急登を登ると万三郎岳に着きました。広場の真ん中に一等三角点があり、その右手にコース案内図があり、その奥に古い、輪切りの丸太三つで出来た山頂標識があり、手前に新しい山頂標識とコース標識がありました。広場の南側にはベンチが四つあり、富士山方面は樹木に覆われていて展望はありませんでした。万三郎岳下分岐点から右手に下り、急な下りとなり、丸太の階段が崩れていて歩きにくく、階段の外側を下りました。幾つかの階段を下って行くとトラバースとなり涸沢分岐点に出ました。杉の植林帯の中の道をトラバースして行く。石柱101地点を過ぎ、四辻に戻り、天城縦走路入口に戻りました。

伊豆の踊子や石川さゆりで有名な天城越えを歩きました。天城大橋から旧道を歩き出し、
通る車も少ない砂利道を上がり、川端康成のレリーフを眺め、天城隧道(旧天城トンネル)を
通り抜けました。トンネルは道路隧道として全国初の国指定文化財になりました。
伊豆の踊子の歩いた踊子歩道を楽しむ事が出来ました。

帰りにも途中で浄蓮の滝を見ました。
天城アマギサン天城山アマギサン隧道ズイドウキュウ天城山アマギサントンネル)をアルく   オド歩道ホドウ川端カワバタ康成ヤスナリレリーフ